ぽっこりお腹を緩めて鍛える方法
OLやサラリーマンの方はデスクワークで長時間同じ姿勢をとることで、気づかぬうちに凝り固まっている腰。
放置していると、骨盤が後傾してお尻が垂れたり、不恰好に横に広がったり、下っ腹がぽっこり出てきたり……。そんなガチガチに固まっている現代人の腰は様々な体型の悩みや痛みの元凶になリます。
そこで、「体を理想のコンディションに導くには、“鍛える”と“緩める”のバランスが大事。それを身体のチューニングと呼んでいます」
そんな方法を欧米流で学んだ欧米流をみなさんにお伝えしたいと思います。
ガチガチの腰はボディラインや怪我などの悲劇の元凶に
美しいボディラインの実現には、ハードなトレーニングが必要と思われますが、実は、ストレッチで骨格を整えるだけで正しい姿勢がとりやすくなり、スタイルアップにつながります。
ぽっこりお腹解消法
「加齢とともに、骨盤まわりの筋肉は硬くなっていき柔軟性を失います。
デスクワークが多い人は骨盤が広がりそのまま固まって大尻になっている事が多い傾向に。
まずはストレッチによって肋骨と骨盤のスペースを空けることから始めましょう。
ストレッチもトレーニングの一部です。鍛える前に、下腹部とお尻周りの筋肉をストレッチでほぐして。可動域が広がり、その後のトレーニングの効果アップも狙えます」
トレーニング3選
椅子を使い床と骨盤が平行になるように骨盤の下へタオルを入れたら、ひざを90°に曲げて椅子の上に足を置き、両足首を組む。この姿勢のまま、腹式呼吸を5〜10分間続ける
背骨から股関節の前面を通る、「腸腰筋」。この筋肉が縮んでくると、姿勢の崩れや腰痛ぎっくり腰の原因に。立ちっ放し、座りっ放しなど長時間同じ姿勢をとっている人は、腸腰筋が固まっている可能性大。合間にこのストレッチを取り入れて緩めましょう。
背中の脊柱に付着している深部背筋の一つ「多裂筋」と腹直筋を鍛え、腰の位置を安定させます。脚と腕は床と平行な状態をキープ。脚を上げているときに骨盤が斜めに傾きやすいので、骨盤を水平な状態にキープするのがポイントです。頑張って脚を上げようとすると、腰が反りやすくなるので注意しましょう。