管工事施工管理技士はどんな仕事? 受験資格や年収、難易度など
こんにちは、コメさんです
今回は管工事施工管理技士ってどんなものなのかをお伝えします
国家資格でもあり管工事をする人ならキャリアアップには是非とっておきたい資格ですね
この、資格には実務経験が必要とされるため、多くの人は土木、建築、電気、機械系の学校を卒業後に建設会社や配管工事会社などへ就職して、この資格取得をしています
実際大規模工事をするのには1級を取得している方の需要が多く建設業で必要なスキルといえるでしょう
そんな「管工事施工管理技士」について見ていきましょう!
- 管工事施工管理技士ってなにするの?
- 管工事施工管理技士の1日の流れはどんな感じ?
- 管工事施工管理技士になるための受験資格は?
- 資格の合格率や年収はどうなっているの?
- 実際に仕事をして辛かったこと
- 実際に仕事をしてのやりがい
- 最後に
管工事施工管理技士ってなにするの?
その名の通り管工事をするにあたって施工や管理をする仕事です
- 管工事とは
冷暖房設備、冷凍冷蔵設備、空調調和設備、給排水設備、給湯設備、厨房設備、衛生設備、浄化槽、水洗便所設備、ガス管配管、ダクト、管内更生などの施設・設備の工事
管工事施工管理技士は管工事に関する施工するときの計画書の作成、工程管理、品質管理、安全管理などを行う仕事です
例えると、道路工事を見かけたことあると思いますが、大きな機械で道路を掘削して配管をして、埋めてとその全てを管理するリーダー的存在です
管工事施工管理技士の1日の流れはどんな感じ?
管工事施工管理技士は自分で作業をして作り上げるのではなく、全体をみて指揮をし作業の補佐する事が多いです
また、作業員の為に書類を作ったり、会議をしたりと事務作業も多いのが特徴です。
1日の流れ
- 7:40 現場に到着し、その日の工程の確認などをし朝礼の準備
- 8:00 朝礼
- 8:30 朝礼が終わり作業開始
- 12:00 お昼ご飯
- 13:00 午後の打ち合わせ
- 15:00 休憩
- 17:00 作業終了し次の日の確認や書類などデスクワーク中心
- 18:00 終了
1日の流れはこのような感じとなっており作業員の方が終わってから次の日の準備をする流れになっています
管工事施工管理技士になるための受験資格は?
では実際にどうしたらなれるのか、管工事施工管理技士になるには、全国建築研修センターが実施する管工事施工管理技士試験を受験して合格しなければなりません
管工事施工管理技士には1級、2級とわかれており誰でも試験を受けれる訳ではなく学歴に応じた実務経験年数が必要となります
詳しくはこちらをクリック
https://www.cic-ct.co.jp/course/piping
とにかく、まずは配管工事会社や建設会社に就職をし経験をする事が必須となってきます
資格の合格率や年収はどうなっているの?
資格がどれくらい難しく、それに応じた給与はもらえるのかな?
と思っている方も多いかもしれないのでその点についてお伝えします
管工事施工管理技士の合格率は?
試験は2部制となっており、学科と実地の2つにわかれており、学科を合格したら実地試験を受けれる事になっています
実際の合格率は20〜30%前後となっていて数字だけ見ると「あれ?意外とおおいなぁ」と思うかもしれません
しかし、全員実務を経験してから受験をすると考えると中々簡単ではない数字ではないでしょうか
働きながら勉強をするので、いかに効率よくやるかが重要です
資格取得による給与は?
基本的に建設業の給与水準は企業にもよりますが平均的に年収500万前後です。
しかし、大手企業の管理職レベルになると年収800万、900万を超える人もでてきます
実際に私の会社の人間も資格を取得し、キャリアアップを図り、大手企業に転職をして年収を100万以上アップさせた者もいるくらい資格は大事になります
実力のある人間はキャリアアップをする
この仕事は、個人の能力や経験が物を言う世界です
それによって給与も決まって行くので、実力者はキャリアアップの為に転職、引き抜きなどが多いかもしれません
なので、資格は沢山あればあるに越したことはなく、企業としても知識が沢山ある有能や人は多く雇いたいのです
実際に仕事をして辛かったこと
検索ワードにも「きつい」など出てくるような仕事ではあります、実際に辛かったことをお伝えします
工期が絶対な世界
実際に仕事をしてみて辛いと思ったのは、工期が絶対なところがあり、工期に間に合わないと残業、休日出勤が多くなることが多くなってしまいます
残業をして、さらに資格をとるために勉強をするとなると中々ハードになる事もしばしば…
体力的にもきつい
実際に作業を補佐もしたりと日中は外にいるので夏場は特に身体に負荷はかかります
また重いものを持ったりと、若い人は平気かもしれませんがある程度年齢がいくと腰痛の危険性もでてきます