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コーヒーを飲んで糖尿病を予防になる

今回もコーヒーの健康にまつわる情報をお伝えします。
40~69歳の男女約5万6千人の方々を10年間追跡した調査結果にもとづいて、精神的要因(ストレス)やコーヒー摂取と糖尿病発症との研究をお伝えします。


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コーヒーと糖尿病の関係性

ストレスは糖尿病発症のリスクか

精神的ストレスは様々な病気の原因なると言われていますが、糖尿病にもリスクがある可能性があります。

しかしその糖尿病と精神的ストレスに関する大規模な研究がありませんでしたがコーヒーを飲む人に糖尿病が少ないという研究結果が国内外で多数発表されています。

精神的ストレスと糖尿病の関係性

10年間の追跡期間中、男性1,601人、女性1,093人が糖尿病を発症したと答えました。

コーヒーには、ストレスに反応して分泌されるコルチゾールの活性化を妨げたり、ストレスによる血圧上昇を鈍らせたりする作用があるとの報告があり、ストレスの影響を緩和する作用があるのかもしれません。



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そこでコーヒーを1日3杯以上飲むグループとそうでないグループに分けて分析してみたところ、男性にその影響が見られ、コーヒーを1日3杯以上飲なむ場合には、ストレスが多いグループでも少ないグループに比べて糖尿病発症のリスク上昇は見られませんでした。
統計学的には有意ではありませんでしたが女性でも同様の傾向が見られました。

コーヒーと糖尿病の因果関係

では、ストレスの影響を除いた場合に、コーヒーと糖尿病にはどのような関連が見られるのか、調査開始時のコーヒー摂取量により全体を6つのグループに分けてその後の糖尿病発症について比較してみました。年齢、既知の糖尿病リスク因子およびストレスと睡眠時間のグループによる差が結果に影響しないよう考慮して分析を行いました。すると、やはりコーヒーをよく飲む人たちでは糖尿病発症のリスクが低くなる傾向が見られました。これは男女とも統計学的に有意な傾向でした。コーヒーには、ストレス緩和以外にも、糖尿病リスクを下げるような独自の効果があると考えられます。

ストレスと糖尿病の因果関係

ストレスが糖尿病を引き起こすメカニズムはよくわかっていません。一つの仮説として、精神的ストレスが内分泌学的な変化を起こしそれによって血糖値が上昇する、という考え方があります。しかしストレスを評価するのは大変難しいことです。今回は「日常、あなたの受けるストレスは多いと思われますか?」という一つの質問に対する回答で評価していますが十分なものとはいえません。ストレスが糖尿病を引き起こす、ということは生理学的には十分にありうることであり、今後より詳細なストレスの評価によりストレスと糖尿病との関係や、コーヒーと糖尿病の関係、ストレスへのコーヒーの影響などが明らかになっていくことが期待されます

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