果糖、糖分の危険性 健康増進のためにまず知ること
今日は実はみなさんあまり気にされていない健康問題についてお伝えします
人類最大の健康問題
統計上の話になるのですが人類最大の健康問題をご存知ですか?
代謝リスク要因によってもたらさられる問題で
などです。
カリフォルニア大学のロバート・ラスティグの研究によるとここ25年でアメリカ人の体重が25ポンド増え摂取カロリーも250グラム増えたということです。
内訳
210グラムが炭水化物
40グラムが脂質
糖について
炭水化物の大半は糖であるのはご存知ですか?
そして糖にはブドウ糖、果糖の単糖とショ糖のような二糖類があります。
糖の過剰摂取を引き起こす要因は
体内で糖がタンパク質、脂質と結合することで、これを糖化と呼んでいます。
糖がタンパク質と結合するとタンパク質の変異が起こりはじめ終末糖化産物AGEという物質が作られます。
そしてこのAGEと結合したタンパク質は正常な機能を失い体内で有害な活性酸素を生み出しそしてそれは体内の組織やDNAに傷をつけるのです。
糖の過剰摂取について
加齢による少量の糖化はどうしても避けれないのですが
しかし過剰な糖の摂取は急激な糖化に繋がります。
この糖化は
- 認知症
- 腎臓病
- 血管疾患
- 糖尿病
の原因になります
また糖化は老化の原因で過剰摂取している人は早く老けます
皮膚のタンパク質が糖化をすると皮膚が垂れ、シワができハリも失います。
多くの人が健康だと思っている果糖ですが果糖はほぼ肝臓で処理されるため問題を起こす可能性があります。
果糖は肝代謝によって分解されるため血糖値があがりインスリンが分泌される事が少ないのです。
その結果飽食シグナルをだすレプチンが生み出されず結果果糖は満腹感を得にくく過剰摂取してしまう。
みなさん炭酸ジュースを飲みだすと中々止まりませんよね?
それはソーダ類などには大量の果糖が入っていてつい飲みすぎて過剰摂取してしまいます。
また果糖に限らず糖には快楽物質ドーパミンを分泌するため中々やめれなくなってしまう
また果糖の30%は肝臓に脂肪として蓄積され肝臓内の脂質生成過程で有害な物質の尿酸が作られてしまう、これが痛風の主要原因の1つ
その結果血圧のコントロールに障害が生じる
加えて果糖は他の糖に比べて7倍以上糖化を進行させる
糖は中毒になりやすく控えるのは容易ではない